薬師堂の詳細を紹介 | 私の好きな薬師池公園
薬師池公園のカワセミ

 一度は訪れてほしい町田市の景勝地、薬師池公園とその周辺の紹介サイトです。

薬師堂の詳細を紹介

【薬師堂の佛像・天井絵・透かし彫り】
 現在、掲載しています薬師堂を詳細に紹介しました。
 いままで撮影した画像と境内の栞を参考に追記しました。

【福王寺薬師堂】
 薬師池公園のある野津田村は、古い記録によると野蔦とも書き、戦国時代には北条氏照の支配領域であったことが知られています。
 高野山真言宗華厳院は、天平年間(七二九~七四九)行基の開基といわれる寺院です。室町時代末には、荒廃していたのを元亀四年(一五七三)僧興満が暖沢に再興して福王寺薬師堂と称しました。現在、野津田薬師といわれている薬師堂は、福王寺薬師堂のことで、明治十六年(一八八三)に再建されたものです。薬師池は野津田薬師のほとりの池の意味であり、江戸時代には福王寺溜井といわれていました。
 池のほとりから薬師堂までの参道に植えられた五十本の桜の木は、昭和三十一年(一九五六)に町田市の理容組合によって寄進されたものです。 [境内の栞から]